アルコール依存症について☆酒が原因で大切な人との関係にひびが入った?

アルコールの影響により身体的、精神的、社会的に支障をきたしている状態をさす。どの程度を支障と考えるかで判断が分かれる病気でもある。患者数が1400万人にも上がり、社会問題化している米国では基準も厳しい。

♥では、以下はアルコール依存症チェックリストをきちんと

ご覧になってください。


1.□酒が原因で大切な人(家族・友人)との人間関係にひびが入ったことがある

 ある(+3・7点)       ない(-1・1点)


2.□せめて今日だけは酒を飲むまいと思っても、つい飲んでしまうことが多い

 あてはまる(+3・2点)     あてはまらない(-1・1点)


3.□周囲の人(家族・友人・上役など)から大酒飲みと非難されたことがある

 ある(+2・2点)        ない(-0・8点)


4.□適量でやめようと思っても、つい酔いつぶれるまで飲んでしまう

 あてはまる(+2・2点)     あてはまない(-0・7点)


5.□酒を飲んだ翌朝に、前夜のことをところどころ思い出せないことがしばしばある

 あてはまる(+1・7点)     あてはまない(-0・7点)


6.□休日には、ほとんどいつも朝から飲む

 あてはまる(+1・7点)     あてはまない(-0・4点)


7.□二日酔い仕事を休んだり大事な約束を守らなかったりしたことが時々ある

 あてはまる(+1・5点)     あてはまない(-0・5点)


8.□糖尿病、肝臓病、または心臓病と診断されたり、その治療を受けたことがある

 あたはまる(+1・2点)     あてはまない(-0・2点)


9.□酒がきれたとき、汗が出たり手が震えたりいらいらや不眠など苦しいことがある

 あてはまる(+0・8点)     あてはまない(-0・7点)


10.□商売や仕事上の必要で飲む

 よくある(+0・7点)   ときどきある(0点)   めったにない(-0・2点)


11.□酒を飲まないと寝付けないことが多い

  あてはまる(+0・7点)     あてはまない(-0・7点)


12.□ほとんど毎日三合以上晩酌する(ウィスキーなら¼本以上、ビールなら大瓶3本以上)

 あてはまる(+0・6点)      あてはまない(-0・1点)


13.□酒の上の失敗で警察のやっかいになったことがある

  ある(+0・5点)       ない(0点)


14.□酔うといつも怒りっぽくなる

  あてはまる(+0・1点)      あてはまらない(0点)


♠2点以上なら重篤問題飲酒群


チェック表は久里浜式アルコール症スクリーニングテストと呼ばれるもの。判定は2点以上=重篤問題飲酒群、2∼0点=問題飲酒群、0∼-5点=問題飲酒予備軍、-5点以下=正常飲酒群となっている。

米国の判定基準はもっと厳しい。

♦飲酒量を減らそうと考えたことがある

♦他人から飲酒を批判されるとムッとする

♦飲酒について罪悪感を覚えたことがある

♦二日酔い対策として迎え酒の経験がある

以上の4項目中、一つでも該当すればアルコール依存症の疑いがあるとしている。

乾杯


♥この病気の原因


精神的問題も深く絡む。最近問題となっているのは、定年退職後の男性と摂食障害を起こしている若い女性にアルコール依存症が増えていること。07年から定年を迎える団塊の世代は要注意である。


♠もしアルコール依存症だったら……


日本におけるアルコール依存症のイメージは、酒を飲まないと手が震えるなど禁断症状にある。しかし欧米、とくに米国では社会的影響を重く見る。仕事上の失敗、家庭内のあつれきなどにつながりやすい、として早期治療のための診断基準となっている。

治療のゴールはとにかく酒を飲まなくなること。完全な断酒である。そのための精神的・身体的治療を行う。早期であれば外来治療ですむ。断酒会などへの参加をはじめ、依存症克服に他人の助けが必要だ。


♥治療法について


これまでの人生における人との関わりを思い出していく内観療法と呼ばれるものがある。アルコール依存症による問題の重要性を改めて考え、断酒に成功するケースもすくなくないという。断酒会は人生を語る会でもある。

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